実施事例
小泉の家

小泉城跡に佇む
可愛い平屋一戸建住宅

築58年の家であったが、増改築されており、平屋で広がりのある住まいでした。
高齢の女性が、洋裁学校等を自宅で行いながら、丁寧に住まわれて印象を受けました。

リフォームする中で、一番苦労したのは、脱衣室が無い、洗濯機置場も小さく、今日の乾燥ドラム一体型の洗濯機を置けるように工夫したことです。

キッチンも前所有者で新しい物に変わっており、再利用も可能でしたが、洗濯機置場を確保するために、新しい物に置き換えました。

また、洗面台が無くてどこに配置するか迷いましたが、トイレの脇の収納の中に納めました。
リフォーム屋さんが扉の撤去を忘れていましたが、忍者屋敷のように、収納の扉を開けるとお洒落な洗面化粧台が出現するといった、遊び心ももたせました。

(Before写真)
(After写真)

(↑ロールスクリーンの設置により、脱衣所の確保と洗濯機置き場との遮蔽ができるようにしました)

また、洗面台が無くてどこに配置するか迷いましたが、トイレの脇の収納の中に納めました。
リフォーム屋さんが扉の撤去を忘れていましたが、忍者屋敷のように、収納の扉を開けるとお洒落な洗面化粧台が出現するといった、遊び心ももたせました。

庭も12帖大の広さがあり、松や槇の木の大きな庭木が植わっており、自分で根を堀り起こし、防草シートを敷き、更に土をかぶせて、入居者のメンテに気を配りました。大変な苦労でしたが、やりきりました。
庭の一角に、タイル張りのテラスを廃材を利用して作ったり、今では楽しい思い出になっています。
庭も、一戸建ての持つ大きな魅力の一つだと考えます。

駐車場の屋根を撤去して、2台分駐車できるスペースを確保したにもかかわらず、入居者が車を所有されていなかったなど、予想外のこともありましたが、このエリアでは珍しい高い賃料で決まったのも、リフォームの内容が、デザインも含めて、高い評価をいただいたと思っています。

所属する大家の会で見学会を催しましたところ、多くのかたに高い関心をいただいたのも、今後の方針を考える上で、よい機会となりました。