実施事例
実験住宅 グリーンハイツ
空家再生で住まいの
SDGs を楽しもう
「空家再生で住まいのSDGsを楽しもう」 をテーマに、
これからの住まいを考えていきたいと思います。
【SDGs】について
Sustainable Development Goals = 持続可能な開発目標
と言う意味。
SDGsの取組は多方面において展開されていますが、hana companyとしては、家を建て、住む、壊すというサイクルから生まれる膨大な廃棄物を無くすことを大前提として活動しています。
なぜ、実験住宅を行おうと思ったかと言うと
川西市で相続した空家がスタートでした。
高度成長期に開発された都市の郊外には、戸建て団地があり、
現在、その多くで空家問題が発生しています。
相続した川西市の空家の植栽等の管理に悩まされた結果、
同じように悩まれている方に、どうすれば良いのかを、
私の空家を実験住宅として活用し、情報発信していきたいという想いからスタートしました。
(↓実験住宅の菜園で採れた作物の一部です。)
【サスティナブルに挑戦】
・食の確保(家庭菜園、実のなる木、堆肥つくり)
・水の確保(雨水利用、井戸の掘削)
・エネルギー確保(太陽光発電、蓄電システム)
・さらなる循環へ(雨水貯留タンク、堆肥コンポスター、生ゴミ処理器、・・・)
・食を楽しむ(バーベキューテラス、ピザ釜作り)
これらの要素を住宅をリノベーションしながら、プラスしていきます。
【1】
空き家となっているので、同じメンテに来るのならと、畳2枚分の家庭菜園を始めた。
年々面積が広がって、昨年は大きくこの50年の間に大きく育った木を、植木屋さんに木を伐採してもらた。
木の日陰となって、野菜が大きく育たないことが、よくあったから、日当たりを良くするためだ。
山形に住む兄は、実のなる木はあまり切らないでと要望がでたが、思い切ってせんてい、伐採してもらった。
そして、畑の面積を増やし、家の壁面を利用して、2階から網を垂らして、ゴーヤやカボチャ、スイカなどもよく実った。
ミニトマトは、収穫が多くなりすぎて、近所の家に配らせてもらった。
空き家で週1度しか来れないので、自動散水装置を活用した。
空き家なので、太陽光発電は、必要となったときのためにストックしている。
いずれ、住む日がくると、本格的に稼働することとなるだろう。